ご訪問ありがとうございます!
職業柄いろいろなご夫婦と出会います。
10数年前にご主人が脳内出血で倒れられ要介護状態に…。
7歳年下の奥さんはその頃まだ働いていましたが介護のために仕事を辞めました。
そして要介護状態になったことを受け入れることができない夫を支え続けました。
ご主人はとても真面目で神経質な性格。
奥さんは天真爛漫で明るいタイプ。
比較的早くに要介護状態になったご主人はそのことを盾にわがままになりました。
それを可哀想に思う奥さんは耐えて耐えて支えてきました。
ご主人は奥さんに対して感謝の言葉を一言もかけたことがありません。
妻なのだから当たり前という考え方です。
10数年経った今それが爆発してご主人に暴言を吐くようになりました。
これまでを見てきた息子は2人とも奥さんの味方。
ご主人の味方は誰もいません。
こうなってしまったら、施設の話が出てきます。
奥さんの力なしでは自宅での生活はかなり難しいものになります。
その奥さんも加齢と認知能力の低下で乗り越える力もありません。
ここまできてもご主人はデイサービスやショートステイには行きません。
とにかく頑固です。
奥さんの介護負担の軽減はなかなかできない状態。
私の提案も通りません。
The昭和な男性。
自己中心的な方多いです。
人生の終盤でこれは悲しすぎます。
年を重ねて、病気も患って、相手を思いやる気持ちがなくなってしまうのでしょうか。
長く亭主関白できた夫が力をなくしていく様を見るのは辛いです。
結局奥さんに依存してるのです。
かたや癌末期のご主人を支える奥さん。
〇〇ちゃんと互いを呼び合い、最後まで相手のことを思いやる姿勢を崩さなかったご夫婦。
素晴らしかった。
相手の呼び方ってその後の言葉や態度を変えるなと感じました。
〇〇ちゃんと呼びかけて乱暴な言葉は続かないですもんね。
夫婦の形は様々です。
折角夫婦を続けるなら、相手を思いやる気持ちは大切だと思います。
相手の特性を知って伝えることで揉め事は減らせるはずです。
それができず解消した私が言っても説得力なさすぎですね。
いろいろと考えさせられた1日でした。
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